1998/11/1
Vol.1
コラム「豆腐の
ココ
が良いところ」
豆腐は理想の健康食
豆腐の不飽和脂肪酸が生活習慣病を予防する。
偏った肉食はコレステロールを増加させ、肥満や動脈硬化、心臓病の原因になると言われています。 これは、動物性の脂肪に含まれる飽和脂肪酸が血液中のコレステロールを増やすためです。 特に牛肉は、肉類のなかで最も多く飽和脂肪酸を含みます。 ところが、同じ脂肪でも植物性の脂肪はコレステロールを少なくする不飽和脂肪酸です。 大豆食品が生活習慣病によいとされるのは、大豆の脂肪の中にはこの不飽和脂肪酸のひとつである リノール酸が多量に含まれているためです。 豆腐はコレステロールの心配がいらず、品質のすぐれたタンパク質を十分にとることができるのです。 さまざまな生活習慣病をひきおこす原因となる肥満を防ぐにはもつてこいの低カロリー、 コレステロール無関係そして、高タンパクの食品なのです。
有害な塩分を体外に追い出す豆腐。
塩の害を防いで血圧を降下させる効果のあるカリウムは、くだものやイモ類、野菜などに含まれていますが、大豆には野菜以上に多く含まれています。 大豆100グラム中に1900ミリグラムも含まれています。(野菜の中で、最も多いほうれん草で、100グラム中に750ミリグラム)
おからの絞り汁で透き通った肌に。
豆腐はサポニンと言う物質を多く含んでいます。
サポニンには石けんのように油汚れを落とす効果があるのです。 天然の洗剤ですから、環境破壊につながるようなこともありません。 この天然洗顔石けんを使って洗顔すれば、肌の汚れ、老廃物をきれいに落とすことができます。 サポニンのこの効力を十分に生かすには、おからの絞り汁が実に効果的です。
冷や奴と鰹節のおいしい関係。
大豆が「畑の肉」と言われるのは、蛋白質の含有量が多いからです。 ただ残念なことに、大豆蛋白には必須アミノ酸であるメチオニンが少ないために栄養価を示すプロティンスコアが、肉や魚より劣ってしまうのです。 ところが、メチオニシを含む鰹節と食べると、大豆の蛋白質は肉と同じくらいすばらしものに変身します。
これまでの掲載コラム
Vol.1「豆腐は理想の健康食」
・豆腐の不飽和脂肪酸が生活習慣病を予防する。
・有害な塩分を体外に追い出す豆腐。
・おからの絞り汁で透き通った肌に。
・冷や奴と鰹節のおいしい関係。
Vol.2「
豆腐の歴史
」
・室町時代の豆腐売り。
・豆腐のルーツ。
・江戸時代、豆腐や現る。